松田町選挙管理委員会は22日、衆議院議員総選挙第17区松田町第1投票区の投票所(町立公民館展示ホール)で小選挙区の投票用紙を1人の選挙人に2枚交付した、と発表した。
同委員会事務局によると、入場券を持たない人に本人確認を行った後に投票用紙を交付、小選挙区、比例代表、国民審査とすべての投票を済ませた。その後、再度、同じ人が入場券を持参し受付を済ませた後、小選挙区を投票した直後に二重投票に気付いたため、比例代表と国民審査は行わなかった、という。
原因について、受付は混雑を避けるため2カ所で実施しており、入場券を持たない人には事務局が手書きで入場券を作成。受け付け終了後に手書きの入場券の人に関しては、もう一方の受付に伝え、両方の選挙人名簿に投票済みと記載し、二重交付を防いでいるが、今回、連絡が漏れてしまった、という。
再発防止策については、事務従事者が入場券を持たない人の受付や名簿照合、1人1票の交付を徹底する、としている。