【大井町】東京国税局「酒類鑑評会」で優等賞を受賞/井上酒造の代表銘柄「箱根山」

 世界的な日本食ブームを背景に日本酒の人気が高まる中、江戸時代の寛政元(1789)年に創業、7代続く大井町上大井の老舗酒蔵・井上酒造(井上寛社長)の代表銘柄「箱根山」がこのほど、東京国税局主催の「平成29年酒類鑑評会」清酒純米吟醸部門で優等賞を受賞した。

間宮町長(中)に受賞を報告する井上社長(右)と鈴木会長

 酒類鑑評会は、同国税局管内で醸造された清酒、本格焼酎およびビール、発泡酒について、品質評価・製造技術研究会などの開催を通じて、酒造技術基盤強化と製造された酒類の認知度向上などを目的に開かれている。

東京国税局の酒類鑑評会で優等賞を受賞した「箱根山」

 同部門には、千葉・東京・神奈川・山梨1都3県の31酒造から31品が出品された。審査は、各都県の蔵元や流通業者、酒類鑑定官など23人が銘柄名を隠したブラインドテストを行った結果、12酒造12品が優等賞に輝いた。神奈川県内では井上酒造のほか、厚木の黄金井酒造「盛升」が優等賞を授賞した。
同酒造の井上社長と大井町地酒で乾杯推進協議会の鈴木幸康会長が17日午前、大井町役場に間宮恒行町長を訪ね、酒類鑑評会での優等賞受賞を報告した。
 井上社長は「1年前にできた大井町地酒で乾杯を推進する条例に恥じないよう、一所懸命酒造りに励んだ結果、賞を頂けた」と挨拶。
 間宮町長は「早くから輸出にチャレンジし、洋食や和食にあう幅広いレパートリーの酒造りに挑んできた結果だと思う。地元に誕生した美味しい酒を多くの人に知ってもらい、飲んでほしい」と今までの労苦を称え、祝福した。
 また、井上社長は「50年前の1967年から6年ほどヨーロッパに輸出したが、今、日本を訪れる2400万人にもおよぶ外国人観光客を視野に海外へ再挑戦もしてみたい」と夢を膨らませている。
 「大井町地酒で乾杯を推進する条例」は、神奈川県内にある13酒蔵のうち、大井町に井上酒造(株)と石井醸造(株)の2つの酒蔵があることから、〈地酒の消費拡大〉や〈地産地消の推進〉など地域活性化を狙いに昨年11月に県内で初めて施行された。
 大井町町制施行60周年記念祝賀会や地酒購入者への酒蔵前掛けプレゼントキャンペーン、おちょこづくり陶芸教室、日本酒セミナーなど地酒PR活動を積極的に行っている。
 井上酒造のHPは、http://www.hakoneyama.co.jp/
  (伊豆さがみ情報ネット)

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