【湯河原町】平松礼二アトリエ完成記念特別展「琳派モダンⅡ-屏風絵展」|町立湯河原美術館で

 湯河原町の町立湯河原美術館(池谷若菜館長)では、今年10月に日本画家・平松礼二画伯のアトリエが館内に完成したのを記念した特別展「琳派モダンⅡ-屏風絵展」を開いている。12月18日まで。午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)。水曜日は休館。

ゴッホが写した江戸の梅(2曲1隻屏風)

信濃川慕情(6曲1双屏風)

 同展は、平松画伯が、桃山時代の俵屋宗達に始まり、江戸時代の尾形光琳、酒井抱一などが師弟制度によらず、日本人の自然観や美意識を斬新な装飾技法で表現する琳派の技法に、現代的な感覚を加えて装飾性の高い華麗な作品に仕上げ、現代の琳派の旗手としての魅力を探る展示となっている。

平松礼二画伯のアトリエ(湯河原美術館)

 会場には、雄大な信濃川の光景を描いた6曲1双の屏風に仕立てた「信濃川慕情」(6曲1双屏風)をはじめ、尾形光琳の紅白梅図屏風を想わせる「早春図」(4曲1隻屏風)、花開く華やかな日本の春をイメージした「花山」(4曲1隻屏風)、青海波など日本の伝統文様を連想させる「梅王図」(4曲1隻屏風)など18点の屏風絵を展示、華やかな“平松礼二の世界”を演出している。
 また、印象派を代表する画家・クロード・モネが晩年を過ごしたパリ郊外のジベルニー村のアトリエを四季折々に訪ね、モネが絵の題材にした日本風庭園の池に咲く睡蓮をモチーフに筆を執った「ジヴェルニーモネの池・静寂」や「印象・モネの池-秋の巻」などの作品もある。
 今回、完成したアトリエは、絵筆や岩絵の具、制作中の作品などが並び、イベントの無い時にのみ公開され、アトリエの様子や制作途中の作品を見ることができる。また、学芸員による作品解説とアトリエの案内は11月26日と12月17日に行われる。
 湯河原美術館のHPは、http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kyoiku/museum/
(伊豆さがみ情報ネット)

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