箱根町消防本部(齋藤利久消防長)は、消防署湯本分署に配備している高規格救急自動車を更新し、11月30日から運用を開始した。
新車両には、心肺機能が停止した人に胸骨圧迫と人工呼吸が自動的にでき、救急の現場にも持ち込める自動心肺蘇生器、カーブの多い土地柄に配慮し、揺れを吸収できる防振ストレッチャーなど応急や救急救命処置のための最新資器材を装備。箱根の玄関口・箱根湯本地域の安全・安心を守るため現場の最前線で質の高い救急サービスが可能となった。
運用を翌日に控えた29日には、山口昇士町長や勝俣浩行副町長らが見守る中、車両や最新資機材の検収が行われた。
新車両は全長565cm、全幅189cm、高さ249cm、総重量3245kg、定員7人、総排気量2693cc(ガソリン)。費用は約3300万円。
(伊豆さがみ情報ネット)