【南足柄市】小田原市との合併は「するべきではないと判断した」/加藤南足柄市長が一般質問に答える

 南足柄市の加藤修平市長は12月1日、小田原市との「中心市のあり方」について「小田原市と南足柄による合併はすべきではないと判断した」と、滝本妙子議員の一般質問に答えた。
 この日、一般質問には6議員が登壇、うち合併について加藤洋一、星崎健次、石川喜久雄、滝本妙子の4議員が質問に立った。市側は、事前通告の内容などから最後に登壇した滝本議員が合併の是非を問うたため態度を明らかにした、という。最初に質問に立った加藤議員には、冒頭、合併の可否は今日中に表明すると答えるにとどめる場面もあった。
 加藤市長は「中心市のあり方に関する任意協議会や市民説明会、市民アンケート結果などを冷静に考察し、小田原市との合併はすべきではないと判断した」とした。さらに「任意協議会の手法が〈合併〉〈中核市〉〈広域連携〉から〈合併のシミュレーション〉が多くを占め、〈中核市〉〈広域連携〉が先送りとなり、持続して安定的に市民サービスを提供するための歳入増の方策を示すことが出来なかった」などと話した。
 12月定例会では、議員提案による「南足柄市が小田原市と合併することの賛否を問う住民投票条例の制定」議案や、南足柄市と小田原市の合併の賛否を問う住民投票の実施を求める請願などが提出されている。いずれも12月6日の総務福祉常任委員会で審査・採決。最終日の12月13日に委員会報告された後、本会議で採決される。

市民アンケートで、小田原市との合併の是非について住民投票を求める声が半数以上を占めた南足柄市(写真は南足柄市役所)

 両市が、小田原市と南足柄市「中心市のあり方」に関する任意協議会の協議結果に基づき、合併の是非を判断するに当たり、市民の意向を把握するために実施したアンケートの主な結果は、次の通り。
【小田原市(10月16日~10月31日)】
 ▽18歳以上の市民から1万人を無作為抽出
 ▽回収数:3960人(回収率39.6%)
 ▽男女比:男性(39.42%)、女性(47.17%)、記載不備(13.41%)
 ▽回答状況(南足柄市との合併を推進することが望ましい)=①賛同できる(38.13%)、②どちらかといえば賛同できる(29.95%)、②+③:68.08%、④どちらかといえば賛同できない(7.73%)、⑤賛同できない(12.14%)、④+⑤(19.87%)、⑥わからない(11.24%)、⑦記載不備(0.81%)
【南足柄市(10月30日~11月13日)】
 ▽18歳以上の市民から3700人を無作為抽出
 ▽回収数:2292人(回収率61.9%)
 ▽男女比:男性(46.8%)、女性(52.7%)、無回答(0.6%)
 ▽回答状況(小田原市との合併についてどのように考えているか)=①合併はしないほうが良い(655人、28.6%)、②合併はしたほうが良い(624人、27.2%)、③もっと丁寧に検討した方が良い(784人、34.2%)、④わからない(222人、9.7%)、⑤無回答(7人、0.3%)。
 ▽市民の意向を把握する方法として、住民投票を実施した方が良いと思うか)=①実施したほうが良い(1542人、67.3%)、②実施しない方が良い(361人、15.8%)、③わからない(361人、15.8%)、④無回答(28人、1.2%)
(伊豆さがみ情報ネット)

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