【南足柄市】相模之國と駿河之國に響く”笙”の音/10日に新羅三郎義光ゆかり「足柄峠 笛まつり」

 雅楽を奏でる楽器のひとつ笙(しょう)の名人・新羅三郎義光の故事にちなむ「第46回足柄峠 笛まつり」が9月10日午前10時30分から、神奈川県・静岡県の県境の、古くから東国と西国を結ぶ道として賑わった足柄峠の笛塚や足柄峠広場を舞台に開かれる。神奈川県南足柄市と静岡県小山町の共催。
 まつりでは、神主の祝詞奏上の後、古式ゆかしく笙や篳篥(ひちりき)による雅楽を奉納する「笛塚供養」のほか、広場の特設ステージでの和太鼓や祭り囃子の演奏、ささら踊り、剣舞など多彩な伝統芸能が披露される。

笙や篳篥(ひちりき)による雅楽を奉納する「笛塚供養」

 また、天正18(1590)年、豊臣軍と小田原北条軍が戦った古戦場にちなみ、小田原北條鉄砲保存会による火縄銃の演舞、両市町の小学生各25人ずつによる領地争奪綱引き合戦、福餅まきなどもある。綱引き合戦の勝者は、次の開催まで足柄峠広場に《相模之國 南足柄領》《駿河之國 小山領》と記した高札を立てる事が出来る。南足柄市は3勝5敗と負け越しているが、過去2戦は連勝しており3連覇の期待がかかる。

子どもたちによる「領地争奪綱引き合戦」

 笛まつりは、新羅三郎義光が「後三年の役」(1083-87)で東国に出征した兄・八幡太郎義家の苦戦を知り、京都から数十騎の兵とともに駆けつける途中の中秋の名月の夜、足柄峠に露営。同行していた笙の恩師・豊原時元の子・時秋に笙の奥義を伝えた故事による。

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