【松田町】出来たよ!しぼりたての酒「松美酉」/“酒林”提げた老舗造り酒屋・中澤酒造

江戸時代の文政8(1825)年創業の老舗造り酒屋・中澤酒造(10代目・鍵和田茂社長、松田町)は12月23日、新米新酒「しぼりたてのお酒・松美酉(まつみどり)」の誕生を知らせる門飾り・酒林(さかばやし)を軒下に提げた。

酒林を提げて心新たにした鍵和田社長(中)と酒林をつくった有川さん(左)と井山さん

 酒林は、直径約60cm、重さ約30kg。鍵和田さんの友人・有川格さん(70、秦野市)が平成16年から毎年、ボランティアで作成、今年で14年目となった。昨年から、大井町の井山雅史さんが協力。有川さんらは、真竹を長さ約120cm、幅1cmほどに切り揃えて編んだ直径約40cmの竹篭の中に長さ24cmに切ったスギの葉をギッシリと挿し込んだ後、丁寧に刈り込み・形を整えるなど、1か月ほどで蒼々とした酒林に仕上げた。

「しぼりたてのお酒・松美酉」など新酒がズラリと並ぶ

 この日は、〈新米新酒・本醸造本生酒〉の販売初日とあって、予約をしていた人たちが次々と訪れ、新米新酒・松美酉を買い求めていた。鍵和田さんは「今年の新酒は、穏やかでスッキリした味わいが楽しめる。季節の肴とともに至福のひとときを過ごして欲しい」と話している。70代の男性は「毎年、初日に買いに来るのが楽しみ。正月は日本酒・松美酉に限る」と笑顔を見せていた。

搾りたて新酒を買い求める人たちで賑わった

 「本醸造本生酒」は、年内に一升瓶(1800ミリリットル)で3000本、四合瓶(720ミリリットル)で4500本を販売するという。また、松美酉の酉(とり)と干支の酉にちなんで昨年末に販売し、人気を博した新春特別限定酒は、今年「松美酉2018戌年~純米吟醸本生酒」として12月30日から限定販売される。
 中澤酒造のHPは、http://www.matsumidori.jp
(伊豆さがみ情報ネット)

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