山北町(湯川裕司町長)は来年1月13日から、3回シリーズで町の歴史や文化財など山北の魅力を再発見する「文化財講座」を開く。定員40人(先着順)。受講料は無料。
講座は、町教育委員会が町内の小学校5・6年生を対象に作成した副読本『歴史・文化から学ぶ わたしたちの山北』(A4判、カラー、32ページ)をテキストに、考古学、武士、近現代史などについて学ぶ。
希望者は、山北町生涯学習課窓口および同課スポーツ班へ電話(0465-75-3649)で申し込む。受講者には、『歴史・文化から学ぶ わたしたちの山北』を配布。全3回受講者には、修了証書を授与する。
日時・講師・内容などは次の通り。場所は、いずれも山北町立生涯学習センター2階第1・2会議室。
【第1回:1月13日、午前9時30分~同11時30分】
▽講師:安藤文一氏(山北町文化財保護委員会副委員長)▽内容:山北の考古学(町内の縄文・弥生・古墳時代について、遺跡の発掘調査成果などから当時の様子を学ぶ)。
【第2回:1月21日、午前9時30分~同11時30分】
▽講師:茂木哲夫氏(山北町文化財保護委員会委員長)▽内容:山北町の武士(河村氏と河村城、江戸時代の関所や富士宝永噴火など武士の生きた時代について学ぶ)。
【第3回:2月3日、午後2時~同4時】
▽講師:星野和子氏(山北町文化財保護委員会委員)▽内容:山北町の近現代(鉄道の町として栄えた頃や関東大震災、戦争での被害など明治・大正・昭和の町の歴史を学ぶ)。
(伊豆さがみ情報ネット)