【箱根町】江戸の面影残る〈門松〉と〈玄関飾り〉/箱根関所で飾る(~1月7日)

 平成19(2007)年春、江戸時代末の姿に甦った箱根関所(大和田公一所長)では、箱根町内に伝わる〈松を使わない門松〉と〈不思議な形の玄関飾り〉など伝統的な飾りで、新たな年を迎える。展示は来年1月7日まで。時間は午前9時~午後4時30分(入館は午後4時)。

松を使わない門松を飾る箱根関所・京口御門

 箱根の村々では、正月の門松の代わりに樫(かし)や樒(樒)の枝葉を使っていたことが、江戸時代に編纂された『新編相模国風土記稿』に記されている。
 江戸の面影が残る〈門松〉と〈玄関飾り〉の伝統を伝えようと箱根町仙石原の飲食店の有志で組織する「仙石原古式門松保存会」が、山中から竹、樒を切り出した材料の提供や作り方を指導している。箱根町の郷土資料館や仙石原文化センターなどでも見ることができる。

2匹のエビを稲わらで編んだユニークな形の玄関飾り

 「松を使わない門松」の謂(いわれ)は、正月に箱根権現(箱根神社)の神様が、松葉で目を怪我したことから、それ以来、松を使わず樫や樒を用いるようになった、という。
 門松は、高さ約4メートルで箱根関所の京口御門に飾られ、記念写真を撮る観光客らの姿も。玄関飾りは、高さ約60センチで2匹のエビを稲わらで編んだユニークな形。
 箱根関所のHPは、http://www.hakonesekisyo.jp/
(伊豆さがみ情報ネット)

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