【小田原市】最新の研究と写真・そして多言語化/30年ぶりにリニューアル(尊徳記念館)

 江戸時代の農政家・二宮尊徳(金次郎)の事績を顕彰し、偉業を学べる小田原市栢山の尊徳記念館ではこのほど、昭和63(1998)年の改築以来、30年ぶりに展示室をリニューアルした。同館には、北関東や静岡などを中心に年間約1万2千人が訪れている。

 リニューアルの主な内容は①最新の研究に基づく尊徳の事績のほか、尊徳を取り巻く人物にも光を当てた②解説パネルに英語・中国語・韓国語の訳文を併記し、多言語化した③改築時から掲示されていた写真を、金次郎生誕の地・栢山を中心とする尊徳ゆかりの場所の最新写真に更新した。

 

 また、解説パネルは黒地に白文字として読みやすくしたほか、常陸国青木村(現・茨城県桜川市)の桜川堰工事の解説パネル、相馬中村藩の武士で尊徳の高弟・富田高慶が行った「相馬中村藩の仕法」の解説などを追加した。

二宮尊徳は、内村鑑三が英語で出版した『代表的日本人』に取り上げられ、太平洋戦争中、米軍が投降を促す宣伝ビラに尊徳の言葉を引用するなど影響は国内だけに留まらず、現在も報徳博物館(小田原市)が主催する「国際二宮尊徳思想学会」では、中国をはじめ海外の人々と共同研究を行っている。

 

 尊徳記念館では、尊徳の功績をもっと海外の人に知って貰いたいとの思いから、解説パネルを多言語化。同館のパンフレットも今年度内に多言語化する予定。

 尊徳記念館のHPは、http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/sontoku/ 

(伊豆さがみ情報ネット)

関連記事

注目の記事

  1.  熱海市議会11月定例会の議会運営委員会が12月1日、市役所で開かれ、議会側が齊藤栄市長の議会軽視の…
  2.  世界的な日本食ブームを背景に日本酒の人気が高まる中、江戸時代の寛政元(1789)年に創業、7代続く…
  3.  無投票モードから一転、投票モードとなった箱根町議選は9月24日、投開票された。現職13人と新人3人…
  4.  熱海市は、市制80周年事業の一環として「マンホール蓋(ふた)」を活用した観光振興に乗り出した。「梅…
  5.  衆院選(10月22日投開票)公示後、最後の日曜日なった10月15日、自民党の「最強助っ人」小泉進次…
  6.  神奈川県西部1市3町の“山”と“森”と“里”を結んだ「あしがら雛めぐり」は、《まつだ桜まつり・雛の…

ページビュー

  • 86485総閲覧数:
  • 3今日の閲覧数:
  • 54昨日の閲覧数:
  • 1040月別閲覧数:
ページ上部へ戻る