【南足柄市】2市協議は”市民主体のまちづくり”に大きな糧!/加藤修平市長「施政方針」で語る

 南足柄市の加藤修平市長は「市議会第1回定例会」4日目の2月19日、施政方針演説を行った。

 加藤市長は、昨年の主施策を振り返った後、平成28年10月から検討を進めてきた小田原市との合併問題について、「市民アンケートなどの結果を踏まえて、強い意志と決意を持って〈小田原市と南足柄市は合併するべきでない〉と判断したことは、2市協議を通じて、南足柄市政に多くの市民が感心を持ち、現状を認識したことは、今後、市民主体のまちづくりを目指していく上で、大きな糧になる」。さらに、「自主自立の自治体経営のためには、支出を削り、産業の誘導と活性化によって収入を増やすことが行財政改革の王道だ」と決意を語った。

 続いて、第5次総合計画前期基本計画の重点プロジェクトについて方針を述べた。

《子どもと子育てを応援するまちをつくる~いのちをはぐくむ~(抜粋)》

 「子どもたちの貧困対策」は、就学困難な児童・生徒の保護者の経済的負担軽減のため、学用品費や通学用品費の交付額を国基準まで引き上げる。「待機児童対策」は、民間保育所が定員を30人増やし90人とする園舎建て替えを支援する。「学童保育所の運営」は、働きながら保護者が運営する負担緩和を図るため、公設化に向けて検討する。子育て支援の拠点施設「出産・子どもネウボラ」は、対象年齢を妊娠から就学前を中学校卒業時までに引き上げる。

《地域の経済が元気なまちをつくる~いのちをうるおす~(抜粋)》

 2020年春オープンを目指す仮称・道の駅 金太郎のふる里」は、‘18年に造成工事、事業を担う指定管理者公募・選定を行う。また、道の駅は、2020年3月までの開通を目指す「南足柄市と箱根町を連絡する道路(南箱道路)」の「東箱根の玄関口南足柄」のランドマークとして足柄平野の活性化に向け、整備する。「〈未病を改善する〉県西地域活性化プロジェクト」との連携をはじめ、地域諸団体との協働により、金太郎の遊び石周辺を拠点とした桜まつりなど地蔵堂地区の活性化に取り組む。

《ともに支えあうまちをつくる~いのちをむすぶ~(抜粋)》

 昨年、南足柄市市民活動推進委員会が策定した「活気ある元気なまちづくりガイドライン」の11分野での提言を、公益的市民活動助成金の申請指針としての活用を考えたい。

《災害に強いまちをつくる~いのちをまもる~(抜粋)》

 橋りょうの耐震化は、市指定緊急輸送道路の補完道路:市道関本・広町線の狩川に架かる大橋の耐震化工事を行う。県と関係自治体などで構成する「富士・箱根火山対策連絡会議」の下部組織として平成29年度に設置された〈道路除灰〉〈火山灰処分〉〈救出救助〉〈普及啓発〉のワーキンググループに参加し、情報収集や具体的対策を検討する。

 続いて、5つのまちづくり①安全で安心して健康に暮らせるまち②環境と自然に配慮した魅力あるまち③人と文化を育むまち④活力とにぎわいに満ちたまち⑤市民と行政がみんなでつくるまちの目標について方針を述べた後、第35代米国大統領ジョン・F・ケネディ大統領の就任演説〈国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うて欲しい〉〈今年、明治改元150年〉などを挙げ、「産業・教育改革を中心に明治維新を成し遂げた先人の気概を胸に、新しい時代に向け市民はじめ地域コミュニティ組織・民間事業者・行政など地域社会が連携して、南足柄の創生に取り組もう」と結んだ。

(伊豆さがみ情報ネット)

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