【熱海市】雇用・移住者創出へ「キコリーズ」伐採開始、熱海の林業女子奮闘!

 観光を基幹産業とする熱海市は、昨年10月から「自伐型林業」の講習会を開き、林業を軸にした若者の雇用創出に取り組んできた。修了者20人のうち、女性4人を含む13人が森林活動組織「熱海キコリーズ」(能勢友歌代表)を結成。9月2日、姫の沢公園周辺の市有林で小型機械を使って伐採作業を本格的に開始した。


 メンバーは市内外の30代が中心。本職はウェブデザイナーや福祉施設の職員などさまざまだが、チェーンソーでヒノキの幹に切り込みを入れたり、ロープを使って引き倒したりして、森林保全作業を行った。伐材した木材は別荘向けのまきや木製品などに活用していくという。
▽熱海市の面積の63%が実は森林
 観光地熱海と林業。一見ミスマッチに映るが、実は市の面積の63%を森林が占める。他方、首都圏では女子ならではの視点で林業を元気にしようとする「林業女子」や林業に興味を持つ若者が増えている。そこで市は大規模林業ではなく、住民が可能な範囲で管理、伐採する「自伐型林業」なら若者の雇用を創出でき、東京、神奈川などからの移住促進が期待できると考えた。狙い通り、65歳以上の高齢者が45%を占める熱海市に、アラサー世代のキコリたちが「森林(モリ)ノミクス」、緑の新風を吹き込んでいる。
▽「林業」と触れあう仲間を募集中
 熱海キコリーズでは、フェイスブックやツイッターで熱海の森林の魅力や環境保全活動を発信するとともに、一緒に「林業」と触れあう仲間を募集している。
(熱海ネット新聞・松本洋二)

関連記事

注目の記事

  1.  熱海市と函南町に位置する十国峠ケーブルカー(伊豆箱根鉄道)は営業時間を延長して「トワイライト運行」…
  2.  開成町の「防災について勉強する会 たんぽぽ」(通称・たんぽぽ)はこのほど、女性の視点を大切にして、…
  3.  南足柄市の加藤修平市長が、小田原市との合併計画で市民の意向調査結果などをもとに「小田原市との合併は…
  4.  伊豆高原のCafé Beにて「地域内交通を考える」という勉強会が2月16日に開かれ、この分野の権威…
  5.  茶道裏千家淡交会小田原支部(飯沼寛雄支部長)の幹事長・大木康子さんと副幹事長の佐野清江さんはこのほ…
  6.  川勝平太静岡県知事が「県で一番美しい通学路どころか、日本一美しい通学路」と絶賛していた熱海市の「さ…

ページビュー

  • 89942総閲覧数:
  • 21今日の閲覧数:
  • 78昨日の閲覧数:
  • 2064月別閲覧数:
ページ上部へ戻る