【小田原市】新年度当初予算案「一般会計は過去最大682億円」/”城下町”感じる「まちづくり」

 小田原市(加藤憲一市長)は2月9日、一般会計と10特別会計(競輪、天守閣、国民健康保険、国民健康保険診療施設、公設地方卸売市場、介護保険、後期高齢者医療、公共用地先行取得、広域消防、地下街の各事業)、3企業会計(水道、病院、下水道の各事業)を合わせた総額1,567億1,475万6千円(対前年度比11億2,224万8千円減、同0.71%減)となる「新年度当初予算案」を発表した。

 一般会計は、本格化する市民ホールの整備をはじめ2019年度供用開始を目指す斎場、城下町に相応しいまちづくりを視野に入れたお城通り地区再開発や本丸・二の丸整備など昨年度より38億円多い、過去最大の682億円となった。

特別会計、企業会計を含む全会計の予算規模は、昨年度より11億2,224万8千円少ない1,567億1,475万6千円となった。

 主な事業は次の通り。★は新規事業。カッコ内は予算額と事業内容。

『いのちを大切にする小田原』

 《福祉・医療》=★精神障がい者ピアサポート(75千円、精神障がい者の自己実現や社会参加など相互支援の取り組み(ピアサポート)を実践する支援者(ピアサポーター)養成講座の開催)。

 《暮らしと防災・防犯》=★重要給水施設の水道管耐震化(2,753千円、広域避難所の飲料水確保に向けた給水管の耐震化と、応急給水口の整備)★コミュニティFM難聴区域改善(27,000千円、FMおだわらの電波が届かない桜井・片浦・橘地区の一部難聴区域の改善)。

 《子育て・教育》=★民間施設等の運営費補助(7,380千円、保育士の新規雇用や離職防止に向けたキャリアアップや宿舎借上費用の助成)★外国語教育の推進(4,326千円、小学校高学年における英語教科の専科非常勤講師配置)★部活動の活性化(576千円、教員の負担軽減に向け、大会時の引率・指導や監督業務などを行う部活動指導員を配置)。

『希望と活力あふれる小田原』

 《地域経済》=★学校木の空間づくりモデル事業(40,100千円、地域産木材を利用し、教育的効果等が望める学校施設に、内装木質化など部分改修)★北条早雲公顕彰500年、小田原城天守閣周辺にライブカメラ設置(2018年は小田原開府500年、翌年早雲公没後500年をキーワードに、魅力の向上と誘客を図る。天守閣周辺にライブカメラを設置しHPや観光アプリケーションなどにより四季折々の魅力を配信)。

 《歴史・文化》=▽本丸・二の丸:御用米曲輪整備(58,870千円、近世エリアにある土塁の形状と修景整備を行い、戦国期等整備エリアの基本設計を実施)★駅前図書館の整備(21,399千円、2020年度、広域交流施設内に開館予定の駅前図書館の準備)▽二宮尊徳顕彰(28,000千円、「第24回全国報徳サミット小田原大会」開催★映画「地上の星・二宮金次郎伝」への支援)。

『豊かな生活基盤のある小田原』

 《自然環境》=▽斎場整備(1,909,350千円、老朽化や火葬件数の増加に対応するため、2019年度の供用開始を目指す)。

 《都市基盤》=▽お城通り地区再開発(579,608千円、2019年度中の完成を目指すホテルを含む広域交流施設ゾーンの整備補助)★久野霊園合葬式墓地建設(核家族化や少子化などにより、利用者の約4割が後継者を必要としない合葬式墓地建設を望んでいるアンケート結果をもとに、墓地建設に向けた測量・地質調査・基本設計の実施)。

『市民が主役の小田原』

 《市民自治・地域経営》=★都市セールス(小田原市公式ガイドブック制作や移住体感イベントなどの移住プロモーション)▽東京オリンピック・パラリンピック関連(23,489千円、エリトリア国やブータン王国、モルディブ共和国のホストタウンとしての交流事業のほか、事前キャンプ受け入れに向けた視察国の対応、アスリートと市民との交流プログラムの開催。ラグビー日本代表チームの合宿誘致やラグビーワールドカップ日本大会参加国チームの事前キャンプ誘致★証明書コンビニ・郵便局交付サービス(83,687千円、全国のコンビニ(マイナンバーカードを利用)及び郵便局10局(協定締結)で、住民票の写しなど証明書の交付サービス導入)。

(伊豆さがみ情報ネット)

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